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    17.05.2019

    2019年オープンハウスのハイライト

    2019年5月8~9日、「全てを繋ぐ」というスローガンの下、弊社所在地マーティンスリード(Martinsried)にて今年のTebisテクノロジー・デーを開催いたしました。700名を超える国内外からの参加者の皆様に、モデル、プレス金型、樹脂金型そして部品加工業界の最新のトレンドおよびテーマについて情報交換していただきました。

    動画: 全てを繋ぐ
    こちらの動画で、賑やかで活気のあるオープンハウスの様子をご覧下さい − 参加者およびTebis社員のコメントもご覧頂けます:

    報告レポート: 全てを繋ぐ


    お客様と我々。お客様とその他の皆様

    Tebisのテクノロジー・デーは、様々な業界の製造メーカーから、マネージャー、オペレーター、そして専門家が集い、皆様方の繋がる場となりました。各スタンドでのディスカッションや、業界に特化した講演に参加しながら、盛んな議論が繰り広げられ、情報交換および知識の共有化が行われました。ハイライトの一つであるパネルディスカッションのライブ会場では、著名な専門雑誌Form+Werkzeugの編集長スザンネ・シュローダー氏(Susanne Schröder)による司会進行の下、厳選された参加者の皆様が「モデル、プレス金型、樹脂金型製造の迅速な構造」というテーマで専門的かつ多面的な討論を行いました。激化した競争を勝ち抜き市場に残るためには、俊敏な対応と従来のものとは異なる新しい取り組み方や技術が製造者に求められているという点において皆様の認識が一致しました。

    人材不足と自動化、実際の製造とMESを備えたCAD/CAMによるバーチャルの製造

    専門職の人材不足が目立つ現代において、自らの製造環境、機械、工具、クランプそして社内で実証された製造ノウハウがデジタルで保存してあるCAD/CAMおよびMESにアクセスできる環境にあることは大きな利点となります。オープンハウスの参加者の皆様には、デジタルの製造環境が実物に忠実で、より多くの経験を反映させたものであればある程プロジェクトの計画および管理がスムーズに行われる事。また、プロジェクトがスムーズに展開されればされる程、品質、効率そして安全性においてより大きなメリットが生まれることを実感していただきました。

    設計と製造

    オープンハウスのメインテーマでありハイライトとなったのが、間もなくリリースされるTebis Version 4.1です。これは、部品に更に多くの情報を付加する為の重要な条件となるパラメトリック機能による履歴管理を含めたCAD機能を有します。当然のことながら、TebisはNCプログラミングのアルゴリズムやバーチャル機械によるシミュレーションの品質と同様に、パラメトリック機能にも高度な水準を要求しております。Tebisの新しいCAD技術によって、データ準備あるいはプレス金型、樹脂金型、モデル、治具の設計などの最適化を、より迅速で効果的に実現いたします。また、一つのシステム環境内で全ての機能を使用できる場合はその効果が更に高まります。当テーマを取扱ったスタンドおよび講演は、参加者の皆様にも大好評でした。

    お客様のプロセスと弊社のコンサルティング

    常に盛況だったのはTebisのコンサルティングが、マネージメントコンサルティング、およびプロセスコンサルティングにおける戦略、取組み方そして対策を紹介したエグゼクティブラウンジでした。そこでは、責任者と経営者、そしてTebisのチームがそれぞれお互いに意見を交換することができました。多くの参加者を迎えた管理者向けデスクではTebisのコンサルタントと参加者の皆様が、製造業界における最新のトレンドとリスク、そして考え得るソリューションについて議論を行いました。

    5軸技術と個別要求、5軸加工と旋盤加工、工具、等など...

    Tebisの最新技術について、具体的な例に基づいた実践的な情報をオープンハウス参加者の皆様に提供いたしました。最新のリリース版で益々充実した5軸加工の機能および、同一機械による旋盤加工とミリング加工の対応について特に多くの関心が集まりました。また、機械テクノロジーとツールテクノロジーを紹介したパートナー企業様のスタンドにも多くの参加者が見られました。