品質管理

手動操作の測定器を用いて、迅速で簡単に製品の品質を保証できます。そのために、手動操作式の測定器を直接Tebisに接続できるようになっています。測定結果は、プローブの調整後すぐに、Tebisの画面上で、測定対象形状とともに表示されます。こうして、指定された理想的な形状と、実際に製造されたワークとの差異比較が行われます。

お客様の測定器向けに、干渉チェック済みのNC測定パスを作成して下さい。測定プローブおび測定器のバーチャルモデルがライブラリーに再現されるため、パスの作成後、全ての動作を実物そのままにシミュレートして確認できるようになっています。特殊な品質要件や、特別に難しい製造箇所に関する全ての情報を考慮しながら、測定パスをあらかじめ作成することができます。測定器を直接Tebisのワークステーションと接続しない場合でも、結果ファイルを用いて、測定結果をインプットすることができます。この品質分析機能により、測定プロセスを製造プロセスと最適に組み合わせることができます。

測定結果の様々な表示方法および評価方法を、お客さまのメリットとなるように活用して下さい。結果は、分かりやすいように直接グラフで表示されます。さらに追加で、内容をお客さま向けにカスタマイズした測定記録も作成できます。もちろん、結果を構造化されたデータとして保存し、その後他のシステムで使用することもできます。